
**美容師向け・実務レベルで使える「ドレットのリタッチ技術」**を
「考え方 → 手順 → 失敗例 → 判断基準」の流れで解説します。
※これは日本人の直毛〜軟毛×針金パーマベースを前提にしています。
ドレットのリタッチ技術 完全解説
― 日本人の髪で“崩さず育てる”ための方法 ―
まず大前提|リタッチ=「根元を締める作業」
ドレットのリタッチは
新生毛をドレット本体に“自然に取り込む”技術。
❌ ただ編む
❌ 無理やり引っ張る
⭕ 絡ませて、締めて、方向を揃える
ができないと
- 根元がモジャモジャ
- 太さが不均一
- 頭皮トラブル
につながります。
リタッチ前のチェック(ここが8割)
必ず見るポイント
- 新生毛の長さ(最低2〜3cm)
- 既存ドレットの硬さ
- 毛羽立ちの量
- 根元の向き(立ち・寝)
タイミングの目安
- 1〜2ヶ月:理想
- 3ヶ月以上放置:難易度UP
- 半年以上:再構築レベル
使用する道具
- ラッチフック(0.5mm前後)
- 先細コーム
- ダックカール or クリップ
- 霧吹き(少量)
※ワックス・ジェルは基本使わない
→ ベタつき=カビ・臭いの原因
リタッチ技術①|ラッチフック(基本)
一番オーソドックスで安定
手順
- 根元をしっかり分ける
→ 隣のドレットと混ざらないように - ラッチフックを根元→毛先方向へ通す
- 新生毛を少量ずつ引き込む
- 引っ張らず「通す」を繰り返す
ポイント
- 一気に入れない
- 頭皮から1cmは締めすぎない
- 方向をドレットの流れに合わせる
👉 日本人の髪は締めすぎ=断毛になりやすい
リタッチ技術②|逆毛+ロール(軟毛向け)
フニャっとする人に有効
手順
- 根元の新生毛に軽く逆毛
- 指でクルクル転がす(ロール)
- 必要ならラッチで固定
向いているケース
- 猫っ毛
- まだ若いドレット(3ヶ月未満)
リタッチ技術③|編み込みリタッチ(部分用)
フェイスライン・襟足専用
手順
- 新生毛を3束に分け
- 根元だけ緩く編み
- ドレット本体に馴染ませる
※ 全頭にやると不自然になるので注意
締めすぎNGゾーン(超重要)
- 生え際
- こめかみ
- 襟足
ここを締めすぎると
- 頭皮が引っ張られる
- 痛み・赤み
- 抜け毛・薄毛
👉 「少し緩い」くらいが正解
リタッチ後の仕上がりチェック
- 根元が“点”でなく“面”で締まっている
- 頭皮が動く
- ドレットが立ちすぎない
よくある失敗と原因
❌ モジャモジャが戻る
→ 新生毛を一気に入れている
❌ 太さがバラバラ
→ 分け取りが曖昧
❌ 痛い
→ 根元0cmから締めている
お客さんへの説明用|一言フレーズ
「ドレットは完成させる髪型じゃなく、育てる髪型です」
これを伝えると
- クレーム
- 無理な要望
が激減します。
上級者向け判断|“今やるか、待つか”
今やるべき
- 新生毛3cm以上
- 根元が完全に浮いている
待った方がいい
- 1cm未満
- ドレットがまだ柔らかい
まとめ
ドレットのリタッチは
技術 × 判断 × 我慢。
上手い人ほど
- 触らない
- 締めすぎない
- 形を急がない
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