パーマがかかりにくい人の特徴と、失敗しないデザインの考え方
「パーマをかけたのにすぐ取れてしまった」「思ったより動きが出なかった」
こんなお悩み、実はとても多いです。
パーマがかかりにくい原因は、髪質だけでなく、今までの施術履歴やデザインの選び方にもあります。
今回は美容師目線で、パーマがかかりにくい人の特徴と、それでも素敵に見せるデザインの作り方を深掘りして解説します。
パーマがかかりにくい人の主な特徴
① 髪が太くて硬い・コシが強い
地毛がしっかりしている方は、キューティクルが厚く、薬剤が中まで浸透しにくい傾向があります。
そのため、カールが入りづらく、パーマをかけても「ゆるく感じる」「すぐ取れる」と感じやすいです。
② 髪が水分や薬剤を吸いにくい(低吸水毛)
見た目はツヤがあり、手触りも良いのにパーマがかからない…
そんな方は、髪の表面が締まっていて薬剤が入りにくいタイプかもしれません。
放置時間を長くするだけでは、均一にかからないこともあります。
③ 縮毛矯正・デジタルパーマ・ブリーチなどの履歴がある
過去の施術履歴が複雑な髪は、部分的に反応が違います。
「根元はかからないのに毛先だけ強い」
「場所によってムラが出る」
といった状態になりやすく、パーマの難易度が一気に上がります。
④ ダメージが進みすぎている髪
一見パーマがかかりそうに見えても、内部のタンパク質が流出している髪は、カールを保つ力が弱いため、かかっても持続しにくくなります。
かかりにくい髪でも失敗しにくいデザインの考え方
ポイントは「強さ」より「バランス」
無理に強いパーマをかけると、ダメージや失敗につながりやすくなります。
シルエットと質感で“パーマ感”を作るのが大切です。
① 大きめロッドで自然な動きを
細かいカールよりも、大きめのロッドでゆるやかなウェーブを作る方が、持ちが良く、扱いやすいケースが多いです。
特にトップや表面に動きをつけると、全体がふんわり見えます。
② レイヤーで動きを出す
重たいワンレングスだと、せっかくのパーマが目立ちません。
表面や顔まわりにレイヤーを入れることで、弱めのパーマでも動きが出やすくなります。
③ 全体ではなく「ポイントパーマ」
前髪・トップ・顔まわりなど、見える部分だけにパーマを入れるのもおすすめ。
全体にかけなくても、印象はしっかり変わります。
④ 熱を使うパーマを選択する場合も
髪質によっては、デジタルパーマなど熱を使う施術の方が形状記憶しやすいこともあります。
ただし、ダメージ管理が重要なので、カウンセリングがとても大切です。
パーマを長持ちさせるためのホームケア
・施術後1〜2日はシャンプーを控える
・洗浄力の強すぎないシャンプーを使う
・乾かす前に保湿系のアウトバストリートメントをつける
・ムースやクリームで「握るように」スタイリング
少しの工夫で、パーマの持ちは大きく変わります。
まとめ
パーマがかかりにくい=向いていない、ではありません。
髪質・履歴・デザインを正しく見極めれば、自然で扱いやすいパーマスタイルは十分可能です。
「自分の髪でもパーマできる?」と不安な方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの髪に合った、無理のないパーマデザインをご提案します。
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