【メンズ向け】ポイント縮毛矯正でつくる“扱いやすい最新デザイン”徹底解説
メンズの髪は、扱いやすさとデザイン性のバランスがとても重要。
その中でも注目を集めているのが 「ポイント縮毛矯正」。
クセを全部伸ばすのではなく、必要な部分だけを整えて、
自然でカッコいいシルエットを作れるのが人気の理由です。
今回は、美容師目線で どんな人に合うのか・どんなデザインが作れるのか・失敗しないポイント を深掘りします。
■ ポイント縮毛矯正とは？
髪のうねり・広がりが気になる場所だけに縮毛矯正を施す技術。
メンズの人気ゾーンは…
- 前髪（一番クセが出やすく印象が変わる）
- 顔まわり（うねりで膨らむ・セットが決まらない）
- えり足（浮きやすい・外ハネになる）
- トップの割れ・つむじ周り（ペタンとする・逆に割れる）
全体をピンピンに伸ばす必要がなく、
自然な動きや質感を残せるのが最大のメリット。
■ メンズにポイント縮毛矯正が人気の理由
① “自然な髪質改善”ができる
メンズはショートが多く、全体矯正だと
「ストレートすぎて不自然」「動きが出にくい」
という問題が出がち。
ポイント矯正ならクセの強い所だけ伸ばし、
他の部分は動きを残すから自然。
② 朝のセットが圧倒的にラク
前髪だけでも矯正すると
- うねらない
- 湿気でも崩れない
- ワックスで形が作りやすい
というメリットが大きい。
③ トレンドのメンズヘアと相性が抜群
ソフトマッシュ、センターパート、ウルフなど、
いまのメンズは「シルエット命」。
シルエットを崩すクセだけ抑えることで
トレンド感のある髪型が維持しやすい。
■ 部位別：ポイント縮毛矯正 × メンズのおすすめデザイン
● ① 前髪 × ソフトマッシュ
前髪の“横うねり”や“浮くクセ”がある人に最強。
軽く丸みを残して伸ばすことで
- 若々しい
- 清潔感
- セットが決まりやすい
マッシュの魅力が倍増。
コツ：
根元だけ柔らかく、毛先は自然に下ろす「ナチュラル矯正」。
● ② 顔まわり × センターパート
センターパートは顔まわりのクセが最大の敵。
ここだけポイント矯正することで
“サラッと割れるライン”が作れ、
大人っぽく品のある雰囲気に。
相性の良い髪質：
・硬毛で広がる
・細毛で割れる
どちらも改善できる万能ゾーン。
● ③ えり足 × ネオウルフ / ショートレイヤー
えり足が浮くタイプの男性はすごく多い。
ここを軽く矯正すると、
ウルフ系の色気のあるシルエットが決まりやすい。
仕上がりのポイント：
・まっすぐ伸ばしすぎず、ほんのり内に入れる
・柔らかい薬剤で質感キープ
● ④ つむじ周り × ハンサムショート
つむじ割れがあると後頭部がペタンと見えて、
老け見えしやすい。
トップにだけポイント矯正して
自然なボリュームラインを作ると、
横・後ろからのシルエットが美しくなる。
おすすめ：
パーマと組み合わせる「ストカール」も◎。
■ メンズポイント矯正が失敗しないためのコツ
✔ 不自然に伸ばしすぎない
メンズは自然さが命。
“伸ばす”ではなく
“クセを落ち着かせる”のが正解。
✔ 前髪は「根元〜中間メイン」で調整
毛先まで真っ直ぐにすると不自然な板前髪になるので注意。
✔ パーマとの併用は逆に相性が良い
- 顔まわりは矯正
- 全体はパーマ
など、質感MIXがトレンド。
■ こんな人におすすめ！
- 前髪が毎朝うねる・浮く
- 雨の日のセットが決まらない
- センターパートが割れる
- えり足が浮いて収まらない
- ショートでも自然なストレートにしたい
- 若く見せたい・清潔感をアップしたい
メンズのクセ対策は「ポイント」の時代。
必要な部分だけを整えるだけで、
見た目も扱いやすさも大きく変わります。
■ まとめ
ポイント縮毛矯正は、
“全部伸ばす時代”から “必要な所だけ整える時代”
に進化したメンズ向けの最新テクニックです。
デザインの邪魔をするクセだけを抑えれば、
毎日のセットがラクになり、
トレンドヘアも自然にキマるようになります。
美容室での相談は
「どこのクセが気になって、どんなデザインにしたいか」
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