酸性ストレートと縮毛矯正にの違い|hair space COCO 練馬店

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酸性ストレートと縮毛矯正の違いを、美容師の視点でわかりやすく解説します!どちらも髪をまっすぐに整える技術ですが、薬剤の性質や仕上がり、髪への影響が異なります。お客様に説明するようなイメージで、ポイントを整理してご紹介しますね。
1. 薬剤の違い
• 縮毛矯正:主にアルカリ性の薬剤を使用します。アルカリ剤は髪のキューティクルを開き、髪内部の結合をしっかり切って再構築するので、クセを強力に伸ばせます。ただし、アルカリの効果が強い分、髪への負担も大きめ。
• 酸性ストレート:酸性の薬剤を使います。キューティクルを無理やり開かず、髪の内部構造に穏やかにアプローチ。ダメージを抑えながら自然なストレートに導きます。
2. 仕上がりの違い
• 縮毛矯正:ピンっとした「ザ・ストレート」な仕上がり。強いクセやゴワゴワした髪でもしっかり伸び、ツヤ感のあるまっすぐな髪に。少し硬めの手触りになることもありますが、クセが戻りにくいのが特徴です。
• 酸性ストレート:ナチュラルで柔らかいストレート。毛先まで自然な動きが残り、軽やかな質感が魅力。強いクセにはやや効果が弱い場合もありますが、「やりすぎ感」のない仕上がりが人気です。
3. ダメージの違い
• 縮毛矯正:アルカリ剤と高温アイロン(180℃前後)の組み合わせで、髪への負担が大きめ。特にカラーやブリーチを繰り返している髪だと、ダメージが目立ちやすいことも。
• 酸性ストレート:酸性薬剤は髪のpHに近いので、ダメージを最小限に抑えられます。ブリーチ毛やダメージ毛でも施術可能で、髪の柔らかさや潤いをキープしやすいです。
4. 向いている髪質やニーズ
• 縮毛矯正:強いクセやボリュームをしっかり抑えたい方、長期的にクセが戻らないストレートを求める方にオススメ。雨の日でもストレスフリーな髪を目指したい人に。
• 酸性ストレート:クセがそこまで強くない方、ナチュラルな仕上がりを求める方、ダメージを気にする方にピッタリ。カラーやブリーチとの相性も良く、柔らかい質感を重視する方に人気。
5. 施術時間と価格
• 縮毛矯正:強力な薬剤を使うため、施術時間は3~4時間程度。価格はサロンによりますが、1.5~2万円前後が一般的。
• 酸性ストレート:薬剤の反応が穏やかな分、時間は縮毛矯正よりやや短め(2.5~3.5時間)。価格は少し高め(2~3万円)になることも、薬剤が高価なためです。
美容師からのアドバイス
どちらを選ぶかは、髪質・クセの強さ・求める仕上がりで決めましょう!例えば、ブリーチ毛で自然なストレートにしたいなら酸性ストレート、しっかりクセを伸ばしてサラサラにしたいなら縮毛矯正がおすすめ。サロンでカウンセリングを受けるときは、普段の髪のお悩みやライフスタイルを伝えると、美容師が最適な提案をしてくれますよ。
もし具体的な髪質やダメージの状態を教えていただければ、もっとパーソナルなアドバイスもできます!どんな髪のお悩みでしょうか?

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