【美容院ブログ】ハイライト&ローライトが向いてる人・向いてない人を徹底解説!
カラー技術の中でも人気が落ちないのがハイライト&ローライト。
単に明るくするだけではなく、髪に“立体感・奥行き・陰影”を与え、カット以上にデザインを変えられる魔法のテクニックです。
しかし、実はどんな方にも万能ではありません。
今回は、美容師目線で向いている人・向いていない人を深掘りします。
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ハイライトが向いている人
① 髪がペタッと見えやすい・ボリューム感が欲しい
細毛・軟毛さんは髪が平面的に見えやすく、動きが出にくいタイプ。
ハイライトの明るさが筋になって入ることで、“ふわっと見える”錯覚効果が出ます。
② 白髪が気になるけど、真っ黒に染めたくない
白髪ぼかしハイライトは、太さの調整で白髪の境目を曖昧にし、
「伸びてきた時のストレス激減」。
特に“全体を暗くしたくない白髪世代”に相性抜群。
③ 今の髪色に飽きたけど、派手にはしたくない
ブリーチで全頭を明るくするのは抵抗がある方も、
ハイライトなら自然で大人の透明感が出せます。
④ 髪に動き・レイヤー感を出したい
レイヤーがあまり入っていないスタイルでも、
ハイライトの配置でレイヤー風の動きを作ることが可能。
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ローライトが向いている人
① 髪が多く、広がりやすい
ローライトは暗い毛束を部分的に入れて影を作るので、
“ボリュームダウンして見える”視覚効果があります。
② ハイライトを入れたけど動きが強すぎて落ち着かせたい
落ち着かせたい部分にローライトを入れると、
明暗のバランスが整い、上品な仕上がりになります。
③ 顔まわりを引き締めたい
フェイスラインにローライトを仕込むと、
小顔効果、輪郭補正ができます。
④ ベースカラーに深みを出したい
単色染めより奥行きが出て、ツヤと深みが増すため、
ダークトーン好き、大人女性に◎。
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ハイライト&ローライトが向いていない人(注意が必要な人)
① 1〜2ヶ月以内に毎回“全体染め”をしている
頻繁な全体カラーを続けている方は、
ハイライトやローライトを入れても次の全体染めで消えてしまう可能性が高い。
→ デザインを長持ちさせたいなら、リタッチ中心に切り替えるのがおすすめ。
② 髪がダメージで引っかかる・ブリーチが限界の状態
ハイライト=ブリーチが必要な場合、
既にダメージが強い髪だと断毛・チリつきのリスクが高いです。
→ ケアブリーチ+トリートメント集中ケアが必須。
→ 状態次第では“ローライトだけ”の方が安全。
③ コントラスト(明暗差)が強い仕上がりが嫌い
ハイライト・ローライトには必ず“影と光”が伴います。
コントラストが苦手な人は、
馴染み系の細めハイライトや極細ローライトにする必要あり。
④ スーパーストレートで動きが出ない髪
縮毛矯正の戻りたてで“ピンッ”とした質感の場合、
ハイライトの動きが出づらく、立体感が見えにくいことがあります。
→ 少し柔らかさが戻ってからの施術がベター。
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ハイライト&ローライトが“特に相性がいい人”まとめ
- 立体感が欲しい人
- 白髪を自然にぼかしたい人
- 髪質を柔らかく見せたい人
- 顔まわりのデザインを変えたい人
- 暗髪でも重たく見せたくない人
- カラーの持ち感・伸びた時を楽にしたい人
ハイライトだけでなく、ローライトを組み合わせると
**“大人の3Dカラー”**として完成度が一気に上がります。
■【美容師コメント】
ハイライト&ローライトは、ただ筋を入れる技術ではなく
**“似合わせの陰影デザイン”**です。
・どこに入れるか
・どれくらいの太さで入れるか
・明暗の差を何レベルつけるか
・顔型や骨格をどう補正するか
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