
「朝きれいにセットしたのに、駅に着く頃にはもう広がってる…」
梅雨から夏にかけて、お客様から一番多く聞くお悩みです。
特に高温多湿の日本の夏は、春や冬と同じスタイリング方法では髪が湿気を吸い込み、うねりや広がりが出やすくなります。
でも実は、朝だけ頑張るのではなく、前日の夜の仕込みを変えるだけで朝のスタイリング時間は大きく短縮できます。
美容師歴32年の私が、お客様にもお伝えしている「湿気に負けない髪づくり」をご紹介します。
前夜の「仕込み」が翌朝を決める
STEP① シャンプー後5分以内にタオルドライ
髪は濡れている時間が長いほどキューティクルが開いた状態になります。
この状態が続くと乾いたあとも湿気を吸いやすくなり、翌朝の広がりにつながります。
ポイントは**「早く水分を取ること」**。
ゴシゴシこするのではなく、タオルで優しく押さえながら水分を吸収しましょう。
STEP② アウトバスオイルを毛先→中間へ
タオルドライ後はすぐにアウトバストリートメントをつけます。
塗る順番は毛先から中間。
根元につけるとペタンとしやすいので避けましょう。
夜につけることで寝ている間も補修が進み、翌朝まで髪のバリアを守ってくれます。
STEP③ 根元から100%乾かす
ここが一番重要です。
「乾いたと思ったら後頭部だけ少し湿っていた」
これが朝の広がりの原因になることが非常に多いです。
おすすめは次の3段階。
- 8割乾いたら手ぐしで整える
- 9割乾いたらブラシで表面をなでる
- 最後は冷風でキューティクルを引き締める
後頭部は乾きにくいため、髪を左右に分けながら乾かす「ブロッキング」をすると短時間で仕上がります。
STEP④ ナイトキャップや絹製枕カバーで寝る
寝返りによる摩擦も朝の広がりの原因です。
特にくせ毛やダメージ毛は摩擦でキューティクルが乱れやすくなります。
シルク素材の枕カバーやナイトキャップを使うだけでも、翌朝のまとまりが驚くほど変わる方も少なくありません。
朝5分で終わる最短スタイリング
STEP①(約1分)
根元だけ霧吹きで軽く湿らせる
全体を濡らす必要はありません。
根元だけ軽く湿らせて寝ぐせや髪の向きをリセットするだけで十分です。
STEP②(約2分)
根元だけドライヤー
夜しっかり乾かしているので、毛先はほとんど触らなくても大丈夫。
ドライヤーは必ず上から下へ風を当てること。
キューティクルが整い、ツヤとまとまりが長持ちします。
STEP③(約1分)
湿気ブロックスプレーを全体へ
スプレーは20〜30cm離してふんわり。
そのあと指で何度も触ると膜が壊れてしまうので、自然に乾かすイメージがおすすめです。
STEP④(約1分)
出かける直前にもう一度スプレー
意外と知られていませんが、この二度がけがポイント。
玄関を出る直前に軽く重ねることで、高温多湿の外気から髪を守り、一日中スタイルをキープしやすくなります。
広がりやすい場所別の対策
前髪
前髪は根元を立ち上げながら乾かし、最後に冷風を前方向へ当てます。
自然な丸みができ、浮きすぎや割れを防げます。
毛先
湿気で内巻き・外はねが混ざる方は多いですが、実は毛先ではなく根元の向きが原因の場合がほとんど。
根元を整えるだけで毛先も自然にまとまりやすくなります。
えり足
首まわりは汗をかきやすく、湿気の影響を最も受けやすい場所です。
アウトバスオイルを少し多めにつけて保護しておくと広がりを抑えやすくなります。
毎朝10分かかるなら、カットを見直すタイミングかもしれません
ホームケアはとても大切ですが、ベースとなるカットがまとまりにくければ毎朝時間がかかってしまいます。
hair space COCOでは、「乾かすだけで形になるカット」を大切にしています。
髪の生え方やくせ、毛量、骨格まで考えながら、梅雨や高温多湿の夏でも扱いやすい軽さと重さのバランスを設計。
美容師歴32年で培った再現性の高いカットだからこそ、「朝のスタイリングが10分から5分になった」「ドライヤーだけでまとまるようになった」という嬉しいお声も多くいただいています。
湿気で毎朝悩んでいる方は、スタイリング方法だけでなく、カットそのものを見直してみるのも一つの方法です。
練馬駅徒歩1分のhair space COCOでは、お客様一人ひとりの髪質やライフスタイルに合わせて、毎朝が少しでもラクになるヘアスタイルをご提案しています。
今年の夏は、「広がるのが当たり前」を卒業して、朝5分でまとまる髪を一緒に目指してみませんか。
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