髪質でこんなに違う!パーマ・縮毛矯正のかかり方を深掘り解説
同じ施術をしても「パーマがしっかり出る人」「ゆるくしか出ない人」「縮毛矯正がまっすぐツヤツヤになる人」「伸びが甘くなりやすい人」など…
実は 髪質によって反応がまったく違う のをご存じですか?
今回は、髪質別に “なぜそうなるのか?” を美容師が深掘りして解説します。
1|髪の太さで変わる反応
細いキューティクルが薄く、薬剤が内部に入りやすいパーマ → かかりやすいがダレやすい縮毛矯正 → 伸びやすいがダメージが表面化しやすい
ポイント
薬剤は弱めでOK。放置時間は短めでも反応が進む。
太くて硬いキューティクルが厚く、薬剤が浸透しにくパーマ → かかりにくい・取れやす縮毛矯正 → 伸ばすにはしっかり薬剤パワーが必要
ポイント
1剤をしっかり入れないと形がつきにくい。
アイロン温度はやや高め設定が必要な場合も。
2|髪のクセの強さで変わる反応
クセが強い内部のねじれ・水分量のムラが大きパーマ → ボリュームが出すぎることがあ縮毛矯正 → 伸びるけど戻りも出やすい
ポイント
縮毛矯正では「還元の入り方」が均一になりにくいので、
前処理・中間処理で水分バランスを整えるのが大事。
直毛でハリのある弾力が強いパーマ → かかりにくい/すぐ落ちる縮毛矯正 → かけても質感があまり変わらない
ポイント
パーマは「W還元」や「デジパ」が相性良し。
直毛特有の“形状記憶しづらさ”を熱で補う。
3|ダメージレベルによる違い
ダメージキューティクルが開きやすい薬剤が過剰反応し、ビビり毛のリスクが高いパーマ → ウェーブよりチリつきやすくなる縮毛矯正 → 薬が強すぎると一発でチリつき
ポイント
低還元・弱酸性・酸性ストレートが有効。
ダメージ毛は「強い薬を使えば伸びる」は間違い。
健康毛(バージン毛キューティクルがしっかり閉じているパーマ → かかりにくいがキレイにかかれば持ちが良い縮毛矯正 → 熱と薬剤のバランスが重要
4|水分量・油分量で変わる仕上がり
乾燥毛水分が少ないと薬剤が均一に反応しにくいパーマ → ムラになってカールがばらけやすい縮毛矯正 → 毛先が硬くなりがち
ポイント
前処理でしっかり保湿してから薬剤塗布が必須。
オイリー毛(皮脂が多い)表面に油膜があり薬剤が入るまで時間がかかるパーマ → かかりが弱い縮毛矯正 → 伸びきらずに残る場合も
ポイント
施術前の“素髪状態”に戻すクレンジングが大事。
5|実際の施術で美容師が調整していること
髪質に合わせて美容師は以下を細かく変えています。薬剤の強さ(還元力)塗布量放置時間加温の有無中間処理のプロテイン/CMC補給アイロンの温度・プレスの圧ロッドの太さ・巻き方最終の酸化処理
これは 髪の内部構造(結合の強さ・ねじれ・水分量)を読みながら微調整 しているから。
同じメニューでも
「人に合わせて薬剤を設計する」 のがとても重要です。
6|髪質別のおすすめメニュー
直毛×硬毛
→ デジタルパーマ、酸性デジ細毛×ダメージ毛
→ 酸性ストレート、弱酸性パーマ
クセ毛で広がりやすい
→ 酸性縮毛矯正+毛先カール
健康毛でパーマがかかりづらい
→ 通常パーマよりコールド×デジのミックス
まとめ|髪質を知ると失敗しない
パーマ・縮毛矯正は
「強い薬を使えばかかる」わけではなく、髪質との相性が100%結果に出ます。
当店では
髪質診断 → 薬剤選定 → 前後処理 → 熱処理のコントロール
までこだわり、ダメージを抑えながら理想の仕上がりに導きます。
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