はじめまして!【coco練馬美容院】ののーりです。
先日、当ブログに「カットの時にハサミが引っかかって痛いと感じることがあるのですが…」というご質問をいただきました。
「え?カットで痛いことってあるの?」
「我慢するものなのかな…」
そうお考えの方、実は少なくないんです。今回はこの「カットの痛み」について、しっかりと深掘りしてお答えします!
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1. カットで痛みを感じるのはなぜ?考えられる3つの原因
実は「カットの痛み」には、いくつかの原因が考えられます。単に「ハサミが悪い」だけではないんです。
原因その①:髪の状態(コンディション)
髪は濡れている時と乾いている時で、状態が全く異なります。
· 濡れた髪:髪同士の摩擦が増し、ハサミの刃に抵抗が生まれやすくなります。特に、ダメージを受けていてキューティクルが剥がれている髪は、より引っかかりを感じやすくなります。
· 絡まった髪:カット前にしっかりとブラッシングやコーミングがされていないと、絡まった部分にハサミが引っかかり、毛根を強く引っ張って痛みの原因になります。
原因その②:ハサミ(鋏)の切れ味
これは非常に重要なポイントです。
· 切れ味の落ちたハサミ:刃が鈍っているハサミは、髪を「切る」というより「挟み切る」「引きちぎる」状態に近くなります。そのため、髪に大きな負荷がかかり、お客様に痛みとして伝わってしまうことがあります。
· 当店のこだわり:当店ではプロの理容師・美容師専用のハサミを使用し、定期的に専門家による研磨(シャープニング)を行い、常に最高の切れ味を保つよう心がけています。
原因その③:技術と切り方
経験豊富なスタイリストは、ハサミの角度や持ち方、髪をつまむ力加減を細かくコントロールしています。
· 不適切な力加減:髪を強く引っ張りすぎると、毛根が刺激されて痛みを感じます。
· ハサミの角度:髪の流れに逆らうような角度で切ると、引っかかりの原因になります。
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2. 「痛い」はサイン!我慢は絶対にNGです
ここで最もお伝えしたいこと。
「カット中に痛みを感じたら、それは我慢するものではありません。ぜひ、遠慮なくお声がけください!」
お客様が痛みを感じるということは、上記で述べた何らかの「原因」が存在するサインです。
「ちょっと痛いな…」と感じたその瞬間に、お声がけいただくことが、お客様ご自身の髪を守り、私たちスタイリストが最高の仕上がりをお届けするための第一歩です。
「言いづらい…」という気持ちはとてもよくわかります。
ですが、私たちはお客様の快適な時間と美しい仕上がりを何よりも大切にしています。どうぞ、「ここが引っかかる感じがするんですけど…」と、気軽に教えてくださいね。
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3. 当店で心がけている「痛くないカット」へのこだわり
お客様にリラックスして施術をお受けいただくために、当店では以下の点を徹底しています。
1. 丁寧な下準備:カット前には、必ず髪の絡まりをほぐし、均一な状態にしてからカットを開始します。
2. 切れ味抜群のハサミの管理:先述の通り、最高峰の切れ味を維持するため、道具の手入れを怠りません。
3. 繊細な力加減:髪を必要以上に引っ張らない、優しいハンドリングを心がけています。
4. コミュニケーション:お客様のご様子をうかがいながら、「力加減はいかがですか?」など、随時声かけを行います。
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まとめ:あなたの「ちょっとした違和感」が、最高のヘアスタイルへの道しるべ
カット中の痛みは、決して「当たり前」のことではありません。
それは、髪や道具、技術面での何らかのサインである可能性が高いです。
私たちスタイリストは、お客様の髪とお肌に直接触れるプロフェッショナル。
お客様の些細な違和感やご要約こそが、私たちの技術を磨き、より良いサービスを生み出す原動力になります。
次回ご来店時、もし少しでも気になることがありましたら、どんな小さなことでも構いませんので、お気軽にお声がけください。
お客様とのコミュニケーションを大切に、これからも皆様の美と快適な時間をお手伝いしてまいります。
ご質問いただいた素敵な気づきをありがとうございました!
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