**「似合う髪型」「似合うカラー」って何?
美容師が本気で深掘りしてみました。**
美容院でよく聞く「あなたには何が似合いますね」。
でも実際、“似合う”ってどういう意味なのでしょうか?
今回は、美容師がプロ目線で 髪型・カラーの似合う条件を徹底解説します。
◆ 似合う髪型とは? 3つの軸で決まる
髪型が似合うかどうかは、実は感覚ではありません。
プロは次の 3つの軸で判断しています。
① 骨格との相性(似合わせの最重要ポイント)
人の骨格は主に4タイプ
- 丸型:横に広く見えがち → 縦のラインを作るシルエットが◎
- 面長:縦に長く見えがち → 横に広がるフォルムや前髪でバランス調整
- 逆三角:トップが張りやすい → ボブや柔らかい丸みのある形が◎
- 四角/ベース型:エラが気になる → くびれや前上がりラインで小顔効果を
骨格とシルエットが噛み合うと、顔のパーツの見え方そのものが変わります。
「小顔に見える」「垢抜ける」はここで決まります。
② 髪質との相性(再現性の高さ)
同じ髪型でも
- 硬さ
- 太さ
- クセの有無
- ダメージレベル
で再現度が大きく変わります。
例えば
● 直毛 → くびれショートやタイトなボブがキレイに決まる
● クセ毛 → 動きのあるレイヤーやパーマデザインと好相性
● 細毛・軟毛 → ふんわり感を活かすカットやパーマが◎
「写真は可愛いのに、自分がやると違う…」の原因はここにあります。
③ ライフスタイルとの一致(扱いやすさ)
似合う=その人が“毎日ストレスなく扱えること”。
- 朝のセットにかけられる時間
- 仕事で結ぶ必要があるか
- 服装の雰囲気
- メイクの濃さ
ここが合わないと、たとえ似合っていても日常で輝きません。
再現性・持ち・ストレスのなさも似合わせの大事な要素。
◆ 似合うカラーとは? 色彩理論+肌の質感で決まる
「カラーの似合わせ」は髪型以上に理論的です。
ポイントは 色の“温度”と“明度”と“彩度” の3つ。
① 肌の色との調和(パーソナルカラー的観点)
大きく分けると
- 暖色(黄味肌) → ベージュ・ブラウン・オレンジ系が調和
- 寒色(青み肌) → アッシュ・ブルー・ラベンダー系が調和
ただし、
“絶対に暖色・寒色だけ”ということではなく、
肌の明度・透明感・血色感 まで総合的に見ます。
例:
● 黄味肌でも透明感がある方 → ブルーアッシュが綺麗に映えることも多い
● 青味肌でも血色がある方 → ピンクブラウンは相性が良い
② 髪質による見え方の違い
同じ色を入れても、髪質で発色が変わります。
- 直毛:光が反射しやすく、寒色系の透明感が出やすい
- クセ毛:光が散乱しやすく、暖色系の深みや艶が出やすい
- 太い髪:赤味が残りやすいので寒色は濃く入れる
- 細い髪:寒色が抜けやすく柔らかい色味が得意
美容師はこの“素材の差”からぴったりの色味を導きます。
③ どんな雰囲気になりたいか(イメージとの一致)
色はイメージを決める最大の要素。
- 大人っぽく → 暗めのベージュ・スモーキー系
- 柔らかく見せたい → ミルクティー・グレージュ
- 若々しい印象に → 暖色系ブラウン・ピンク系
- 透明感 → アッシュ・ブルーバイオレット
似合う=“なりたい印象と合うこと”でもあります。
**◆ 似合わせの結論:
「素材 × バランス × イメージ」**
髪型もカラーも
素材(骨格・髪質・肌色)
×
バランス(シルエット・明度・彩度)
×
イメージ(なりたい理想像)
この3つが合わさった時に
「似合う」が完成します。
美容師の“似合わせ技術”は、この3つを瞬時に見極める力のこと。
感覚ではなく根拠に基づいたご提案をすることで、
お客様史上いちばん似合うデザインを作ることができます。
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