**雨の日に髪が広がる理由をプロが徹底解説!**
こんにちは!COCO練馬のスタイリストのーりです
梅雨時や雨の日に髪が広がる・うねるお悩みは、多くのお客様から寄せられます。
実はこの現象、髪の「構造」と「湿気の影響」が深く関わっているんです!今日はそのメカニズムを科学的に紐解きながら、プロ目線の対策もご紹介します
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### **雨の日に髪が広がるメカニズム**
#### **① 髪が湿気を吸収し、内部が膨張する**
髪の主成分は「ケラチン」というタンパク質で、水分を吸収しやすい性質があります。湿度が高くなると、髪内部に水分子が浸透し、水素結合が切断・再形成されることで、本来のクセやうねりが復活します。特に、ダメージでキューティクルが剥がれた髪は、内部がスカスカになり、より湿気を吸収しやすい状態に。
#### **ダメージ髪は「湿気の影響」を受けやすい**
パーマ・カラー・熱ダメージでキューティクルが傷つくと、髪の表面に隙間ができ、湿気が内部に侵入しやすくなります。これにより、髪が膨張して広がり、ボサつきやチリチリ感が目立つように。
#### **自然なクセ毛は「湿気のセンサー」**
天然のくせ毛や縮毛矯正後の髪は、湿気に敏感です。例えば、ストレートアイロンで整えても、髪の内部構造が完全に変化していない場合は、湿度の影響で元のクセが戻りやすくなります。
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### **2. 従来の対策が効かない理由**
– **スタイリング剤やヘアアイロン**:表面を一時的に整えるだけ。湿気が続くとコーティングが剥がれ、広がりが再発。
– **過度なドライヤー熱**:高温で乾かすとキューティクルが開き、逆に湿気を吸収しやすくなる悪循環に。
– **栄養不足のトリートメント**:表面をコーティングするタイプは内部補修できず、根本解決にならない。
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### **プロが推奨する「雨の日対策」**
#### **【即効ケア】外出前のテクニック**
– **分子の細かいヘアオイル**:ロレアル「エクストラオーディナリー オイル」など、髪表面を密着コーティングし、湿気の侵入をブロック。
– **スプレータイプの保湿剤**:大島椿ヘアスプレー、スプレーワックス、軽いツヤ出し効果で広がりを抑制。
#### **【根本解決】美容室でできる長期ケア**
– **酸性ストレート(縮毛矯正)**:弱酸性薬剤で髪のpHバランスを保ちながら、内部からクセを整えます。従来のアルカリ性矯正よりダメージが少なく、自然なストレートが3~6ヶ月持続。
– **酸熱トリートメント**:髪内部のタンパク質を補填し、空洞化した部分を修復。湿気に強い髪質へ導きます。
#### **【日常ケア】湿気に負けない習慣**
– **低温ドライヤー**:髪から20cm離し、80%乾いたら冷風に切り替えてキューティクルを閉じる。
– **タンパク質補給トリートメント**:ダメージ部分に浸透する「リペアタイプ」を週1回使用。
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### **4. 髪質別・雨の日対策のポイント**
| **髪質** | **対策の焦点** |
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| **天然くせ毛** | 酸性ストレートで根本矯正+部分補修トリートメント | 酸熱トリートメント
| **ダメージ髪** | 酸熱トリートメント➕酸性アミノシャンプーで内部補修 |
| **毛量が多い** | レイヤーカットで重量分散+根元に軽いパーマを追加 |
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### **5. なぜ「酸性ストレート」が効果的なのか?**
酸性ストレートは、髪本来の弱酸性に近い薬剤を使用。アルカリ性矯正のようにキューティクルを無理やり開かず、内部の結合を緩めて自然にストレート化します。これにより、湿気による水素結合の乱れが起きにくく、雨の日でも広がりにくい髪質に。
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**まとめ**
雨の日の髪トラブルは、「湿気吸収→内部膨張→クセ復活」の連鎖が原因。根本解決には、髪の内部構造を整える「酸性ストレート」や「酸熱トリートメントケア」が不可欠です!COCO練馬では、お客様の髪質に合わせたオーダーメイド矯正で、梅雨時期も美髪をキープするお手伝いをしています
気になる方は、ぜひカウンセリングでご相談くださいね!
「雨の日も自分史上最高の髪で、自信を持って過ごしたい」——そんな想いを叶えます